
スピロノラクトンとは、抗アルドステロン薬のひとつで、体の水分を増やし、血圧を上げる作用のある「アルドステロン」と呼ばれるステロイドホルモンの働きを抑制する効果があります。
そのため、当初は高血圧や心不全の治療に使用されてきましたが、
スピロノラクトンの持つ女性ホルモン作用が、男性型脱毛症(AGA)の脱毛要因であるジヒドロテストステロンの発生を抑制する効果があることが判明したため、現在では脱毛症の改善にも用いられています。
スピロノラクトンの発毛補助効果
脱毛は、「5-αリダクターゼ」と呼ばれる酵素が、男性ホルモンのひとつ「テストステロン」に働きかけ、DHTが生成されるために起こる現象です。
スピロノラクトンが持つ女性ホルモン作用は、5-αリダクターゼの活動を抑制し、テストステロンとの結びつきを防ぎます。
脱毛因子が生成されなくなると、当然脱毛は減り、薄毛などの頭髪トラブル解消につながるのです。
スピロノラクトンは、脱毛を抑制するという意味で、発毛を補助する効果のある製品と言えます。
スピロノラクトンの副作用による女性化
スピロノラクトンの女性ホルモン作用は脱毛改善に高い効果を示しますが、一方で、さまざまな女性化による副作用が起こる可能性があります。
主な副作用としては、乳房の女性化や乳首の腫れ及び痛み、性欲減退などの性的なものから、頭痛やめまい、吐き気などの体調不良を引き起こすことがあります。
スピロノラクトン錠とスピロノラクトンローション
スピロノラクトンには、錠剤タイプの経口薬と、液体タイプの外用ローションがあります。
効果は同じですが、経口薬は外用薬に比べて高い効果が期待できますが、その分副作用リスクも高くなります。
一方、ローションは経口薬よりはやや効果が落ちると思われるものの、副作用のリスクが低くなるため、経口薬には抵抗があるという人におすすめです。