育毛剤の種類は大別すると3種類あります。
頭皮に直接塗布するなどして使用する外用薬タイプ と、決められた量を定期的に服用する内服薬タイプ 、頭皮や毛髪を洗浄することによって発毛環境を整えるシャンプーなどのヘアケアタイプ です。
これらは使用されている成分が同じでも、使用方法によって効果が多少異なるため、個人の好みや頭皮・毛髪の状態に合わせて選ぶ必要があり、また、外用薬と内服薬、外用薬とヘアケア用品など、併用することで相乗効果を期待 できるものもあります。
育毛剤に含まれる有効成分を、薄毛などが気になる部分に塗布 することによって、直接毛根に働きかけるのが外用薬タイプの育毛剤 です。
その効果は含まれる有効成分によって異なりますが、頭皮の血行促進 や、頭皮の状態改善 などを目的としたものが主流です。
代表的な育毛剤としては、血管拡張剤「ミノキシジル 」を用いた「ロゲイン」や、そのジェネリック医薬品である「カークランド」、日本国内で製造、販売されているものでは大正製薬の「リアップ」シリーズが有名です。
使用方法としては、頭皮にスプレーで噴射したり、薬液をもみ込ませるためにマッサージしながら使用したりします。
また、スプレータイプの育毛剤として最も人気が高いのが「M-1発毛育毛ミスト」です。
外用薬と成分は同じでも、錠剤やドリンクなどで直接体内に取り込み、内側から頭皮に働きかける のが内服薬タイプの育毛剤 です。
外用薬と同様の効果が得られますが、錠剤などを飲むだけという手軽さや、内部からの働きかけの方が高い効果が得られる ことから、外用薬ではあまり効果を実感できなかった人などが使用する場合が多く見られます。
ただし、その分副作用などのリスクが外用薬より高いとされ、使用には十分な注意が必要となります。
代表的な内服薬タイプの育毛剤は、フィステナリドを使用した「プロペシア」やmミノキシジルを主成分とした「ミノキシジルタブレット」などがありますが、これらは医薬品であり、基本的に購入には医師の処方があると安全です。
また、医薬品ほどの高い効果は期待できないものの、副作用のリスクがぐっと減るというメリットを持つ育毛サプリメントも数多く存在し、こちらは主に頭皮に必要な栄養を補給するという面で活用されます。
毎日のシャンプーに育毛効果を付与させたいという場合に用いられるのが育毛シャンプーや育毛トリートメントなどの育毛ヘアケア用品 です。
外用薬や内服薬ほどの即効性はありませんが、日常のシャンプーを育毛用のものに置き換えるだけという手軽さが人気で、外用薬や内服薬などの育毛剤の効果をより高めるためのサポートとして使用されるケースが大半を占めます。
主に毛穴の詰まりを除去し、毛根の活性化を手伝う効果があるものが多く、シャンプーそのものに育毛効果があるものと、普段使用しているシャンプーに薬液を加えて使用するタイプのものとがあります。